卸売業に必要な保険は?倉庫の商品・配送中の損害・販売後の事故への備え

小売業・卸売業

卸売業では、商品の保管、輸送、引き渡し後で確認点が変わります。物流の流れと取引の役割を整理し、自社の備えを確認しましょう。

物の移動と責任の移り方を整理する

仕入れ先から倉庫、配送先までを図にします。自社便、運送会社、直送などの流れごとに、商品を誰が扱い、いつ引き渡すかを確認してください。契約書や発注条件も合わせて整理し、保険に加入している会社の名前だけで自社の備えを判断しないようにしましょう。

STEP 01
物流と役割を図にする
STEP 02
保管・輸送・販売後を分ける
STEP 03
証憑と連絡方法を確認する

倉庫の在庫と保管条件を確認する

自社倉庫、賃借倉庫、外部委託先の住所と保管物をまとめます。通常時と最大時の在庫、温度管理、危険物や壊れやすい商品など、実態を伝えましょう。倉庫の建物への保険と、保管商品への備えを区別し、委託先の契約も対象と限度を確認してください。

配送中の損害を別に確認する

倉庫にある間と、車両に積んで運ぶ間を同じ契約で扱えるとは限りません。積み込み、輸送、荷卸しのどの場面が対象か、運送保険などの契約を確認します。運送会社の責任や補償の説明と、自社商品の保険は分けて整理し、商品価額や輸送条件を伝えます。

POINT

倉庫・配送・販売後の事故では確認する契約が変わる場合があります。商品の流れに沿って照合しましょう。

販売後と回収対応も整理する

販売した商品が他人に損害を与える場面では、PL保険などが確認の入口になります。製造、輸入、検品、表示などにおける自社の役割をまとめてください。返品、回収、廃棄と、他人への賠償は分けて確認し、取引先との事故連絡や追跡の方法も整理します。

証憑と連絡ルートを残す

入出庫記録、納品書、送り状、写真、温度記録など、商品に合う証憑を保存します。破損や不足が見つかった場合は、発見時点の状態と受領までの経過を記録してください。処分や費用の支出を行う前に、必要な安全対応を優先しつつ契約先へ連絡し、確認事項を聞きます。

自社で確認したいこと

  • 委託倉庫も一覧にありますか。
  • 積み込みや荷卸しを確認しましたか。
  • 納品先やロットを追跡できますか。

新規の保険相談・ご契約内容の確認をご希望の方へ

新たに保険への加入をご検討の方や、事業に必要な保険について相談したい方は、お気軽にお問い合わせください。

現在ご加入中の保険の見直しや契約内容の確認も承ります。保険証券をお手元にご用意いただくと、確認がスムーズです。

リスクマネージメントサービス:052-443-4434

名古屋市・あま市・清須市・津島市・稲沢市・一宮市・北名古屋市など尾張地域をはじめ、愛知県・岐阜県・三重県の皆さまへ。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品の勧誘・推奨を目的とするものではありません。民間保険の補償内容、対象、免責事項、保険金の支払条件等は、保険会社・商品・契約内容・事故状況等によって異なります。詳細は各保険会社のパンフレット、重要事項説明書、約款等をご確認ください。公的な労災保険の適用や手続きは、雇用や作業の実態等に応じて関係機関にご確認ください。

参考

参考資料は一般的な仕組みを理解するためのものです。個別契約の対象や支払可否を示すものではありません。

← 記事一覧に戻る