製造業に必要な保険は?工場・機械・製品事故への備えを整理

製造業

製造業では、工場内の損害だけでなく、出荷した製品や生産停止の影響も確認が必要です。工程に沿って、自社の備えを整理する視点を紹介します。

工場の中と出荷後を分けて見る

材料の受け入れ、加工、検査、保管、出荷までを図にし、各段階で扱う物と関係者を整理します。自社の物だけでなく、支給材料や預かり品も区別してください。出荷後に製品が他人に損害を与える場面は、工場の設備の損害とは別に確認します。

STEP 01
工程と保有物を整理する
STEP 02
損害の場面を分ける
STEP 03
契約と復旧計画を確認する

建物と機械の対象を確認する

建物、機械設備、工具、原材料、仕掛品、完成品について、契約の対象を確認します。賃借やリースの物は、所有者と契約上の責任を整理しましょう。火災や水害の損害と、機械の故障・摩耗・保守の問題を同じものと考えず、想定する原因ごとに質問します。

製品事故はPL保険の確認につなげる

製造や販売した製品による他人への損害には、生産物賠償責任保険(PL保険)が確認の入口になります。自社製品の交換、回収、再製造の費用も当然に同じ契約で扱われるとは考えず、分けて確認してください。製品の用途、納入先、輸出の有無などを説明できる資料を用意します。

POINT

工場・機械の損害、出荷後の賠償、生産停止の影響は、それぞれ分けて確認しましょう。

止まる設備と復旧の順番を把握する

一台が停止すると全工程が止まる設備はありますか。部品の調達、修理業者の手配、再検査まで含めて復旧の流れを考えます。設備を直す費用と、生産停止中の利益や追加費用は別の確認事項です。外注や代替設備を使う計画も、平時に整理しておきましょう。

設備一覧と工程の変化を共有する

新しいライン、夜間稼働、外部倉庫、受託加工などの変化を、保険の管理担当へ伝えます。設備一覧や保管場所の資料を更新し、契約先に必要な連絡・手続きを確認してください。現場のヒヤリとした出来事も記録し、事故を防ぐ対策と契約の確認を結びつけます。

自社で確認したいこと

  • 支給材料やリース機械を区別していますか。
  • 出荷後の事故も確認していますか。
  • 生産停止時の代替方法がありますか。

新規の保険相談・ご契約内容の確認をご希望の方へ

新たに保険への加入をご検討の方や、事業に必要な保険について相談したい方は、お気軽にお問い合わせください。

現在ご加入中の保険の見直しや契約内容の確認も承ります。保険証券をお手元にご用意いただくと、確認がスムーズです。

リスクマネージメントサービス:052-443-4434

名古屋市・あま市・清須市・津島市・稲沢市・一宮市・北名古屋市など尾張地域をはじめ、愛知県・岐阜県・三重県の皆さまへ。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品の勧誘・推奨を目的とするものではありません。民間保険の補償内容、対象、免責事項、保険金の支払条件等は、保険会社・商品・契約内容・事故状況等によって異なります。詳細は各保険会社のパンフレット、重要事項説明書、約款等をご確認ください。公的な労災保険の適用や手続きは、雇用や作業の実態等に応じて関係機関にご確認ください。

参考

参考資料は一般的な仕組みを理解するためのものです。個別契約の対象や支払可否を示すものではありません。

← 記事一覧に戻る