法人保険は何が必要?中小企業が確認したい保険の種類と選び方

法人保険・賠償責任

会社の保険を調べると、さまざまな名前が出てきます。まずは自社の仕事と、事故が起きたときに困ることを整理し、必要な備えを考えましょう。

法人保険という名前だけで判断しない

「法人保険」は一つの保険商品を示す言葉ではありません。会社が契約する保険には、財産や賠償、働く人、事業の中断、経営者の不測の事態など、異なる目的があります。本記事では主に事業の損害への備えを整理します。会社名義の契約があるだけで、すべての事業活動を守れるとは限りません。

STEP 01
事業と拠点を整理する
STEP 02
現在の契約と照合する
STEP 03
不足と重複を相談する

仕事の流れに沿ってリスクを書き出す

仕入れ、保管、製造、販売、配送、訪問作業という順に、どこで誰の物を扱い、誰と接するかを書き出します。店舗だけでなく、出張先やイベント、オンライン販売も含めましょう。業種の名前よりも、実際の仕事を説明できることが、保険の確認に役立ちます。

自社の損害と他人への賠償を分ける

自社の設備が壊れることと、お客様の物を壊すことは分けて整理します。前者では財産への備え、後者では賠償責任への備えが確認の入口になります。さらに、営業が止まる影響や従業員の事故も別の項目にします。事故一つでも複数の確認先が必要になる場合があります。

POINT

保険の名前を集めるより、会社の仕事と損害の場面を整理することが確認の出発点です。

保険で備える部分と社内対策を組み合わせる

備品の小さな修理と、長期間の営業停止では事業への影響が異なります。資金で対応できる範囲、避けたい大きな負担、予防できることを分けましょう。点検や教育、バックアップ、代替拠点なども一緒に検討し、保険の有無だけで対策を終えないことが大切です。

契約一覧を一枚にまとめる

契約名、期間、対象となる場所・業務、限度額、自己負担、連絡先を一覧にします。複数拠点や関連会社は、誰の契約なのかも確認してください。更新時だけでなく、新しい事業や設備の導入時にも一覧を見直し、変更の連絡が必要か契約先へ問い合わせましょう。

自社で確認したいこと

  • 現在のすべての事業を説明できますか。
  • 契約の対象となる会社・場所は明確ですか。
  • 営業停止への対策も整理していますか。

新規の保険相談・ご契約内容の確認をご希望の方へ

新たに保険への加入をご検討の方や、事業に必要な保険について相談したい方は、お気軽にお問い合わせください。

現在ご加入中の保険の見直しや契約内容の確認も承ります。保険証券をお手元にご用意いただくと、確認がスムーズです。

リスクマネージメントサービス:052-443-4434

名古屋市・あま市・清須市・津島市・稲沢市・一宮市・北名古屋市など尾張地域をはじめ、愛知県・岐阜県・三重県の皆さまへ。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品の勧誘・推奨を目的とするものではありません。民間保険の補償内容、対象、免責事項、保険金の支払条件等は、保険会社・商品・契約内容・事故状況等によって異なります。詳細は各保険会社のパンフレット、重要事項説明書、約款等をご確認ください。公的な労災保険の適用や手続きは、雇用や作業の実態等に応じて関係機関にご確認ください。

参考

参考資料は一般的な仕組みを理解するためのものです。個別契約の対象や支払可否を示すものではありません。

← 記事一覧に戻る